2014年04月14日

甲状腺機能低下症(橋本病)〜喉の腫れ



甲状腺は喉の、ちょうど喉仏の下あたりの気管の外側に付いている上から見た断面がハート型の器官だそうです。

甲状腺機能低下症(橋本病)は、文字通りその甲状腺の機能が低下してしまいあらゆるホルモンが出なくなってしまう病気です。

その時、その甲状腺が硬くなり、大きく腫れてしまう。

なので、甲状腺機能低下症の人は気管が圧迫されてしまい、息苦しくなったりものが飲み込みにくくなってしまいます。

大きくなりすぎてしまった場合、手術で摘出するしかないみたいです。


この腫れは、人によっては気にならない人もいるみたいですし、常に気になる人、時々気になる人がいます。

私は3つ目の、時々気になるタイプです。

普段は飲み込みにくい等の症状はあるけど、苦しいとかはありません。

気になるのは体調を崩す直前だったり、鈍く不調が続いている時、寝不足が続いた時など。

こういう時は、普通にしていても「苦しいな…」という感じがしますし、お水を飲む時も「ゴクッ」と普段より大きな音がしたり、飲み込み損ねてもう一度飲み込む…という事もあります。

また、横になっている時…特に仰向けになっていると重力のせいで本当に苦しくて、眠れなくなったり。

そうしている内に、今では無意識に喉を触るくせがついてしまいました。

自分で「腫れてるなー」と感じる時は、他の人から見てもいつもより若干首が太く見えたりする事もあるみたいです。もっとも、私は元から首が太く短いのですが。


実は私、喉から唇にかけて腫れてしまった事があります。

夜寝る時、苦しくて眠れない…暫くすると、なんだか唇が張ってる…?ような気がする。

不思議に思って鏡を見てみると、腫れてたらこ唇みたいになってしまった私の唇が鏡に映っていました…もうビックリです。

案の定というかなんというか、次の日40度を超える高熱を出して扁桃腺までやられてしまって、完治までに2週間もかかってしまいました。


普通の状態の甲状腺はレントゲンを撮った時真っ白で綺麗な色をしているとの事です。

ですが、私が以前病院で撮ったレントゲンを見せてもらったところ、私の甲状腺は黒くまだら色に。

数値で見せられても「そうなんだ…」と思う程度でよく分からなかったりするけど、実際にそういう写真で見せられると実感してしまいます。

見た時はショックでした…
私の甲状腺、こんななのか…と。

そりゃ、違和感があったり苦しかったりするのは当たり前です。

あの写真はもう二度と忘れられません。


ところが、「チラーヂンを飲んで数値が安定しているのであれば、そういう事はないはず」だと、取り合ってくれない人の多いこと。

専門医ですらそうだし、実際の橋本病の人にもそう言う人がいます。

薬を出したりするのにも何もかも数値に頼っているので、甲状腺だけではなく、その他の症状も数値が落ち着いていれば「気のせい」でスパッと切られてしまいます。

でも、実際患者本人は苦しいんだから、「気のせい」なんて言われても困るし、専門医にまで言われたら悲しくなってしまいます…。

確かに数値が落ち着いていれば体調が悪くなったりするのはおかしいというのも分かります。

じゃあ、なんでいきなり苦しくなるのか?
せめて、いきなり苦しくなる理由が知りたいんだよー…。


他の橋本病の人達は、喉の腫れはどんな感じなんでしょうか?
また、腫れた時はどうしているんだろう…。

やっぱりしっかり休む事なんでしょうか。

数値だけでは測れない事が多すぎる気がします。

まだまだわからない事だらけの甲状腺機能低下症、謎の病気です。

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