2014年04月07日

甲状腺機能低下症(橋本病)とは?



この記事を読んでいる人の大半が、甲状腺機能低下症(橋本病)の方、または身内や知り合いにこの病気の方がいらっしゃる方でしょう。

「甲状腺って聞いた事あるけど、橋本病って何?」という方や、そもそも甲状腺を知らない方もいらっしゃると思います。
そういう私も、自分が甲状腺機能低下症ですよーとお医者様から言われるまで、甲状腺の存在すら知りませんでした。


近年では東日本大震災での福島の原発事故の影響で「甲状腺がん」という病名はよく聞くようになりました。

この「甲状腺」は、喉の期間の周りについている、あらゆるホルモンを出している器官の事です。喉仏のある辺りに、切り取って上から見ると外側に付いているハート型の器官です。

これが何らかの異常により機能しなくなり、甲状腺ホルモンが出なくなり、身体が上手く機能しなくっていきます。


主な症状としては、

・喉に違和感(息苦しい)
・全身の怠慢感
・汗が出なくなる
・皮膚が乾燥する
・髪の毛が抜ける
・身体が浮腫む(浮腫みで体重が5キロも増えたりする)
・物覚えが悪くなる
・鬱症状
・不眠
・声枯れ


等があります。
代謝が落ちるので、上手く動けません。酷い時は無理に動くと寝込んでしまうほどです。

診断は血液検査で血中の甲状腺ホルモンの量、抗体をみます。これは普通の内科で出来ます。

が、健康診断ではこの項目はない為、機能低下症が疑われる場合には自分からお医者様に「甲状腺の検査がしたい」と言うしかありません。


これといった治療法はなく、不足した甲状腺ホルモンを「チラーヂン」等のお薬を使って補っていくしかありません。

最初は少ない量から始めて数ヶ月置きに血液検査をして量を増やしていき、血中のTSHが基準値内に収まる量を決定します。量が決まったら半年置きに血液検査をして様子を見ます。


薬の量は血液検査で出るTSHをもとに決定する為、必ずしも患者の体調は考慮してもらえないのが悲しいところです…。

どんなに体調が悪くても、検査結果が正常であれば大半のお医者様が「気のせい」と取り合ってくれないのが現状です。親身になって聞いてくれるお医者様もいらっしゃいますが…。


薬の量が安定するまでには半年〜1年程度ですが、色々な方のお話を聞いてみる限りでは、体調が本当に安定してくるのは2年〜5年程度掛かる方が多いように思います。
もちろん、薬を飲み始めた途端に回復する方もいます。そこは人それぞれのようです。


甲状腺機能低下症(橋本病)は、症状が女性特有の冷えであったり乾燥であったりする事から、「ちょっと疲れているだけだ」とか、「更年期障害かな?」とスルーしてしまい、発覚までに時間が掛かってしまう事が多いようです。


本当に身体が動かなくなって、これはまずいと病院に行っても「甲状腺に関する検査」がされずに発見されない事もあるようです。

実際私も発覚までに何件も病院を回りましたし、中には何年も原因不明のまま放置し、やっと辿りついた病院で発覚した時には数値が大変な事になっていた…という方も結構いらっしゃるくらいです。


「怠けたいだけだろう」と冷めた目で見られることもしばしばですし、本人もそう思って「がんばらなきゃ」と無理をして倒れたりする事もあります。


しかし、そうしていて倒れてしまった…では最悪ですよね。周りにも迷惑を掛けてしまいますし、何より自分が苦しいのです。

なので、ちょっとでも「最近ずっと身体がだるい…」とか、「喉に何か詰まっている感じがして苦しい…」と思ったら、まずは大きめの病院で甲状腺ホルモンの検査をしてもらう事をオススメします。

結果的には異常はなかったとしても、損はありません。

ちょっとした健康診断だと思って、ぜひ!



posted by あおまる at 21:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 甲状腺機能低下症(橋本病)とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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