2011年7月に甲状腺機能低下症(橋本病)だと診断を受けて、チラーヂンを飲み始めた私は、9月の始め頃に職場の上司から「常に息切れしてる」と言われて、初めて自分の体調を意識し始めました。
それまで高熱が一番辛かった事もあって、少々しんどくても「病み上がり」認定していて、自分が「常に息切れ」状態な事には全く気付いていませんでした。
言われて初めて、自分で自分の身体を意識して問いかけてみると、確かにハーハーと苦しそうな呼吸をしてる…
鏡で自分の姿を映してみても、肩や胸が大きく上下しています。
それに今まで全く気付いていなかった私…orz
鈍すぎです。
だからこんな事になったのかもしれない…
とにかく呼吸を落ち着かせようと、深呼吸をしてみますが、一向に落ち着かない呼吸…むしろだんだん苦しくなってくる!!
どうしたものか…と考えて、そういえばちょっとでも体力をつけようと夜に犬の散歩に出掛ける時、5分も歩かない内にしんどくなって、頭がガンガン痛み始めるなぁ、と思いました。
大分ましになったとはいえ、まだまだ身体はパンパンにむくんでるし…
高熱が落ち着いてもう2ヶ月が経とうとしていましたが、本当はまだ休養期間で安静にしておかなければならなかったのかもしれません。
それを、早く体力を取り戻そうと無理に運動して…やっぱり病気になる前と後では身体の勝手が違ってくるんだな。
あれからもう3年目に突入し呼吸は落ち着いていますが、未だに思うように身体が動きません。
それどころか、一回体調を崩したら回復まですごく長い為、その後の体力や筋力の低下も激しく、戻そうと頑張って運動をしていたらまた体調を崩す…という悪循環に陥りがちに。
甲状腺機能低下症(橋本病)は、ただでさえ免疫力や体力・筋力が低下する病気です。
一回体調を崩すと、ただでさえ低下したものが更に低下する事になる…。
一番良いのは最初に体調を崩さないように、規則正しい生活をして、ちゃんと免疫力の付く食事をして適度な運動をする事。
けど、そんな上手くいってくれる訳ないのが現実な訳で…orz
なので一度体調を崩してしまったら、次に活動を始めるまでに十分すぎるほどの休養が必要だなと思いました。
予想外に長く掛かってしまうし、そんな事している時間は本当はない…んだけど。
やはりこの病気と付き合っていくには、毎日を楽しく生きていく為には、そこのバランスを考えられるようにならないといけないと思います。
「橋本病だからって、負けない!」と無理をして動くより、
「橋本病だからって、負けない!」と自分を労わること。
それはおかしい事じゃないし、決して甘えではないと思います。
だって、私達は病気なんだもん。
他の誰が理解しなくたって、それは事実で、自分が一番理解しないといけない事です。
だから、よく考えて、不必要な事は切り捨てていく。
動く時は必要最低限で。
そのバランスはかなり難しいけど、いつまでも体調が悪くてしんどい・辛いよりははるかにマシだと思うのです…。
本当に自分の身体が壊れてからでは遅いですからね
ゆっくり、自分の身体と会話しながら付き合っていきたいですね。
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去年の秋槁本病と診断されて治療しています
気分の浮き沈みが激しくて今年に入って落ち込み鬱かしらと心配してました
本当に自分はバカ真面目だな
もっと自分を甘やかして良いじゃないと思えました❗
これからも気長に病気と付き合って行きます
先日病院で検査をしたところ、甲状腺は退化しているいる事です、このまま薬を飲んでいれば良いのですか。78歳です